イスカリオテのユダ
聖ミカエル学園へジョーンズ神父の代理としてエミリオ・マリーニ神父の名を偽り赴任。その正体は、闇の12使徒のメンバー。本物と異なり比較的男前。車はフェラーリ。
ダミアン
黒い毛並みの目つきの悪い野良犬。映画『オーメン』に出てきた犬のような外見より名づけられた。
聖ミカエル学園の周辺に住み着いており、生徒たちの弁当の食べ残しを狙って、帰り道で待ち伏せている。通称「待ち伏せのダミアン」。
麦チョコの拾い食いで少女連続誘拐事件の解決に一役買ったことで、ケンタッキーフライドチキンの15ピース入りをもらう。普段の足音は軽やかに「てってって」。麦チョコを追うシーンの足音は「てぇー てぇー」。
最後に我が道と交わる人の情けが身に沁みて夕陽に涙するダミアン。誰からも愛されない黒い犬は交際があった三原順のテーマの一つでもある。
闇の12使徒
国際的人身売買組織。絶滅間近の希少な大和撫子を狙う。メンバーは聖書にならい、ジェイク・A(アルパヨの子ヤコブ)、ジェイク・Z(ゼベダイの子ヤコブ)、バーソロミュー(バルトロマイ)、アンドリュー(アンデレ)、フィリップ(ピリポ)、マット(マタイ)、テディ(タダイ)、トマス、ヨハネ、シモン、ペテロ、ユダとそれぞれ呼び合う。
桜井敦子
司城一臣のお見合い相手の一人。兄妹ともにバランスよく付き合っていたが、史緒を体よく遠ざけようと策を弄して失敗した(『夢だっていいじゃない』)。本作で初登場。他の川原作品にも出演し、よくお見合いをしているが、全て破談になっている模様。
稲垣敏行(いながきとしゆき)
東和グループ社長の御曹司。斎木 和音のお見合い相手。(空色の革命)
ベネット
ロレンス家の執事。動いて話すクマのぬいぐるみが突然主の客人になっても、決して動じないプロフェッショナルな人。(オペラ座の怪人)
[編集] 友人達
紫の上、白薔薇の君、桔梗の宮
聖ミカエル学園高等部3年生のお姉さま方。
柚子をコロボックルちゃんと呼び、アイドル扱いする。お茶会には、英国式アフタヌーン・ティーにスミレの砂糖漬け、そして赤毛のアンの世界が必須となる。柚子がお茶会のゴミ捨てに行っていた間に、闇の12使徒により拉致。事件から数年後、白薔薇の君は柚子の兄と結婚する。
沈丁花娘
聖ミカエル学園高等部1年生。本名不明。通称の由来は、いつも沈丁花の陰にたたずみ、和音を見つめていることから。『ポーの一族』の一場面にも因むが和音はクマのプーさんと勘違いする。雨の中、和音さんに傘を貸した直後、闇の12使徒により拉致。
万里小路 静(までのこうじ しずか)
聖ミカエル学園高等部2年生。3人娘のクラスメート。
ニックネームは静姫。もしかすると皇族の血も混じっているかもしれないという本物のお嬢様。すぐに泣く(らしい)。史緒の目の前で闇の12使徒によって拉致される。
ラインハルト・フォン・ベルンシュタイン
西ベルリン出身。オペラ歌手。ロレンスとは学生時代の大の親友で、卒業した後も親交があった。穏やかで、こつこつ努力を積み重ねる人である。6歳のときイギリスの学校に入学し、ロレンスと知り合った。ロレンスをはじめとする友達からは、「ハル」と呼ばれ、柚子たちからは「おハルさん」と呼ばれている。小さい頃から気弱だった彼に父が買ってきたクマのぬいぐるみ、それに毎日お祈りする事によりぬいぐるみ・ルドルフは自ら意志を持ち、歩き回るまでになった。多忙なスケジュールと元々病弱だったのか、ロレンスや柚子達との楽しいロンドンでの冬休みを過ごし、初めて演じたオペラの主役を演じた後他界。今は故郷で最高の相棒と永遠の眠りについている。(オペラ座の怪人)
ルドルフ
本名はルドルフ・シュミット。普通に西ベルリンの玩具屋で売っている、毛足の長いビロードの茶色の布に木屑を詰めた普通のクマのぬいぐるみ。だった筈がハルの一心なお祈りのおかげで突如意思を持ち、歩き出す。名前は自分でつけた。意思を持ってからは両手で持てる程度の大きさだったのが、1メートル前後に巨大化する。自分の置かれた立場に悩み、一時はハルの前から姿を消すが、それによってハルが夢遊病状態になってしまった為再び彼の元に帰る。「荷物」として飛行機に乗り込むのが得意で、ハルがオペラ上演後倒れたのを心配し、単身日本へロレンス達に一緒にハルの元へ行く事を頼みにやって来る程の忠誠心溢れるクマ。しかし彼の願い空しく、ロレンスの元を訪れたその時、ハルの師匠からハル死去の電話が届く。直後、彼は泣きながら元のぬいぐるみに戻ってしまう。ロレンスの手でハルの元へ帰り、ハルと共に故郷で眠りにつく。(「オペラ座の怪人」)
映画版にも「ルドルフ」の名札を付けた巨大なクマのぬいぐるみとしてカメオ出演している。
[編集] 補足
『空色の革命』で柚子がロレンスのお気に入りだと史緒・和音がからかう場面で二人が歌っているのは、映画『先生のお気に入り(teacher's pet)』の主題歌。
『オペラ座の怪人』で少年のラインハルトが口ずさんでいる「ドモアリガート…」は、スティクスのヒット曲『ミスターロボット(mr.roboto)』。
[編集] 映画版
笑う大天使
監督 小田一生
脚本 吉村元希
小田一生
出演者 上野樹里
関めぐみ
平愛梨
伊勢谷友介
配給 アルバトロス・フィルム
公開 2006年7月15日
上映時間 92分
製作国 日本
言語 日本語
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ミコット・エンド・バサラ、ジェネオンエンタテインメント、ナイス・デーが、2005年に製作。共同製作は、日活、日本テレビ音楽、SDP、ニューセレクト。アルバトロス・フィルムの配給により、2006年7月15日に公開された。小田一生初監督作品。
[編集] スタッフ
監督/VFX:小田一生
プロデューサー:宮崎大/柴田一成
脚本:吉村元希/小田一生
撮影監督:岡田博文
美術:花谷秀文
衣装:北村道子
主題歌:つじあやの「そばにいるから」(ベストアルバム『つじベスト』収録) (ビクターエンタテインメント)
[編集] 配役
司城史緒:上野樹里
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司城一臣:伊勢谷友介
斉木和音:関めぐみ
更科柚子:平愛梨
若月俊介:松尾敏伸
桜井敦子:菊地凛子
更科孝志:加藤啓
万里小路静:佐津川愛美
沈丁花娘:谷村美月
白薔薇の君:キタキマユ
紫の上:宮下ともみ
桔梗の宮:松岡璃奈子
史緒の母:手塚理美
柚子の父:村木仁
柚子の母:伊藤修子
ロレンス先生:ブライアン・デイビス
百合枝:岩井七世
更紗:岡本奈月
杏里:工藤晴香
綾乃:葵
ナレーション:広川太一郎
[編集] ビデオ
12月22日にジェネオンエンタテインメントからDVDが発売された。
[編集] 外部リンク
FX
アルバトロス・フィルム 劇場公開情報 笑う大天使(ミカエル) - 映画版 劇場公開情報
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わらびー
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「わらびー」、または「Wallaby」は、ゲーム雑誌『げーむじん』および『げーむじんPARTNER』(どちらもティーツー出版)に1998年12月号から2000年夏号にかけて連載された漫画である。著者はあずまきよひこ。『あずまんが2 あずまきよひこ作品集』(パイオニアLDC・現ジェネオンエンタテインメント)に収録された。
キャッチコピーは「What a being!」(「奇しきものよ!」と言った意。英語のtは短母音に挟まれると日本語のラ行の様な発音になるが、Lとは明らかに異なる)。
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注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
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[編集] 概要
事故死した少年の魂が宿ったぬいぐるみと、そのぬいぐるみを作った少女を巡る「ハートフルドタバタラブコメディ」(作者談)。作者持ち前の絵のかわいらしさと少女の毒味ある描写で人気を得た。少年の行く末をハッキリさせないまま完結したが、これ以降の物語を描く意向は無いという。
作者の代表作『あずまんが大王』と同一の時間軸・世界観を使用しているが、ファンサービス程度のリンクがあるのみで、作品としての関連性は殆ど無い。現実的な生活をテーマにした『あずまんが大王』と比べ、本作は幾分空想的である。
ラブコメディというが、二人の関係は深いわけではなく、単なるコメディに近い。基幹となる設定や登場人物の台詞の中には、よく考えると悲惨なもの、残酷なものもあるが、その辺りは笑いを交えて軽く流している。改めて全体を眺めれば、少年が既に死に終わった状態で物語は始まり、事故当時の回想等も一切ないのである。『あずまんが大王』でも暗い雰囲気を嫌って当初考えていた筋を変更したことがあり、作者の喜劇作家としての性質が見える。
ゲーム雑誌に連載されていた漫画ではあるが、登場人物がゲームをしているシーンは4話、5話にしか登場しない。 特にこころは、4話途中までゲームに対する興味が一切無く、ゲームそのものを否定する発言すらしていた。
[編集] 登 場人物
小坂こころ(こさか こころ)
16歳の高校生。蕨の生前は彼にあこがれており、家庭科の授業でワラビーのぬいぐるみを作り、弔いに捧げた所、彼の魂がそのぬいぐるみに宿ってしまった。この事実は大勢の人間に知られてはならないので、又蕨家の両親が他界しているために、彼を部屋にかくまう事になる。美少女で体型も魅惑的であり、ラリラルララがわらびーを彼女に託したのは「そんな娘と一緒に暮らせば幸せだろうから」という理由だったが、性格は乱暴で(家系らしい)、わらびーにとっては期待はずれだった。ラリラルララの二面性や真意を把握しているにもかかわらず、わらびーにそのことを伝えようともしない。本作をラブコメディとしてみれば、その視点を中心に描かれている彼女はまがうことなく主人公だが、蕨(わらびー)の死と再生に関する物語としてみた時、彼女は傍観者の位置に近い。
初稿では夏目姓だったが、夏目漱石の『こゝろ』に由来するわけではなく、まず名を決めてから姓を後付した様である。結局、本採用はされなかった。
ゲームには当初一切興味が無かったが、後に『どこでもいっしょ』風のゲームにはまっていた。